Vine Linux 3.2 に MySql5 と OpenOffice.org2 をインストールして使えるようにしてみる。
1.プログラムの取得
Vine3.2 はFTPでWin2000マシンにダウンロードしたものをCD-Rに焼いてインストールに使う。FTPサイトのURLはVineのホームページからリンクを参照 ( http://vinelinux.org/getvine.html#ViaFTP )。CD-Rに焼くためのソフトはフリーの DeepBurner ( http://www.deepburner.com/ ) を使った。このソフトでiso イメージをCD-Rに記録することが出来る。もちろん普通にデータCD/DVDや音楽CDも作ることができて便利。インストール時のブートフロッピーはやはりFTPダウンロードした dosutilの rawwritewin.exe を使い boot.img をフロッピーに書き込んで使う。これもWin2000 で行う。
2.ハードディスクの割り振り
FD と CD の準備が出来たらそれらをターゲットのマシンに入れて起動する。今回のターゲットマシンは、CPU: Pen2 / CLOCK: 300MHz / MEMORY: 128MB / HDD: 4G+8G+20G / CD-RW といったスペック。インストールするパーティションとマウントを次のように決めた。
パーティション、容量、マウントポイントは以下の通り。
hda1 46MB /boot
hda2 4.2GB /var
hda3 530MB (swap)
hdb1 8.1GB /usr
hdc1 19.4GB /
容量は大まかな値。
3.インストール開始
ディスクには余裕があるのでインストールするパッケージには気を使わずにフルインストールを行う。インストール時間約45分。インストール後、FD&CDを取り出しLinux を起動させる。root でログイン。GNOM端末 から、apt-get update; apt-get dist-upgrade; を実行しモジュールを最新のものに更新する。
4.追加パッケージのインストール
アップグレードが終わったらSynapticパッケージマネージャを起動し追加パッケージを指定する。MySQLとOpenOffice.org は古いバージョンならここで指定するだけですむが新しい版をインストールするのでここでは指定しない。選んだモジュールは以下の通り。
モジュール名とセクションは次のとおり。
firefox (Application / internet)
telnet-server (SystemEnviroment / Deamons)
samba (SystemEnviroment / Deamons)
samba-swat (SystemEnviroment / Deamons)
php5-apache (SystemEnviroment / Deamons)
mod-perl (SystemEnviroment / Deamons)
jcode.pl (SystemEnviroment / Deamons)
perl-jcode (Development / Languages)
選択し終えたら適用ボタンを押す。
5.Samba の起動と設定
サービスの設定 を起動しsmb にチェックを入れる。また、smb を選択した状態でサービスの設定ボタンを押しダイアログの起動ボタンで Samba サービス(smbd と nmbd) を起動する。つぎにSambaの設定 を使用していくつかの設定の変更を行う。
項目 設定
GLOBALS work group や netbios name の確認と必要なら変更を行い設定の保存をする。
SHARES public の read only を NO にする。
PASSWORD 自分のアカウントとパスワードの設定を行う。
STATUS 最後にすべて再起動を行い変更を反映させる
そのほか適当に。
6./etc/hosts 等のファイルの編集とネットワークの再起動
/etc/hosts ファイにPCのIPアドレスとコンピュータ名を記入する。
例) kizakura 192.168.100.11
onikorosi 192.168.100.20
/etc/hosts.allow ファイルに許可するパケットを記入する。
例) swat: 192.168.100.
in.telnetd: 192.168.100.
/etc/inetd.conf を編集する。
#telnet stram tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.telnetd
の行頭の # を取る。
/etc/rc.d/inet.d/inet restart とタイプしてネットワーク関係を再起動する。
念のためネットワークの設定でホスト名、ドメイン名、Windows ネットワークを有効にする がどうなっているか確認しておく。
7.OpenOffice.org2 をインストールする(自己責任)
http://ja.openoffice.org/download/2.0.2/index.html よりOOo2 Linux(java含) 版 をダウンロードし、解凍してインストール。
tar xvzf OOo_2.0.2_LinuxIntel_install_ja_wJRE.tar.gz
rpm -ivh OOB680_m5_native_packed-1_ja.9011/RPMS/*rpm
つぎにメニューに登録するためopenoffice.org-redhat-menus-2.0.2-3.noarch.rpmdesktop-integrationディレクトリの openoffice.org-redhat-menus-2.0.2-3.noarch.rpm をインストールする。これに先立ちprocpsモジュールのインストールが必要なので ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/VineSeed/i386/Vine/RPMS などからダウンロードする。
rpm -Uvh procps-3.2.6-0vl2.i386.rpm
rpm -ivh OOB680_m5_native_packed-1_ja.9011/RPMS/desktop-integration/openoffice.org-redhat-menus-2.0.2-3.noarch.rpm
インストールできたか確認するには、一度ログアウトしてから、再ログインしてアプリケーションメニューにオフィスができているか、そこからOpenOffice.org が起動するか調べる。
8.MySQL5 をインストールする前に(自己責任)
MySQL AB のダウンロードページ( http://dev.mysql.com/downloads )より MySQL5 関連のファイルを取ってくる。MySQL-server-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm、 MySQL-client-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm、 MySQL-shared-compat-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm をダウンロードする。MySQL-shared-compat-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm でなく MySQL-shared-5.0.20-0.glibc23.i386.rpmでも可。これらのファイルはcoreutils モジュールと依存関係があり Vine 3.2 にはすぐにインストールできない。そこでVineに無理やり coreutils をインストールする。Vineのミラーサイト (ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/VineSeed/i386/Vine/RPMS など) からcoreutils-5.2.1-40vl5.i386.rpm をダウンロードし force オプション付でインストールを実行する。
rpm -ivh --force i386/coreutils-5.2.1-40vl5.i386.rpm
このあと Synaptic を起動coreutilsインストールの後始末をしておく。起動時にパッケージが1個壊れているといったアラートが表示される。
状態ボタンを押すと coreutils が赤いチェックボックスで表示される。編集メニューの破損パッケージの修復を選び、適用ボタンを押す。
これで coreutils のインストールが完了する。
9.MySQL5 をインストールする
MySQL5 にはperl(DBI) も必要なようなのでこれもダウンロードしてインストールする。
rpm -ivh i386/perl-DBI-1.46-0vl0.31.i386.rpm
これでやっとインストールが出来る。
rpm -ivh i386/MySQL-shared-compat-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm
rpm -ivh i386/MySQL-server-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm
rpm -ivh i386/MySQL-client-5.0.20-0.glibc23.i386.rpm
10.今日はここまで。
このあとコネクションの設定やら確認やらが残っている。